フリーランスや個人事業主、中小企業経営者に親身になってくれる信用金庫と良好な関係を作りましょう

お金のハナシ

私たちフリーランスや個人事業主、中小企業経営者に対して、いざ資金が必要となると大手都市銀行はあまり積極的に対応してくれません。詳しくはこちらの記事でご確認いただければと思います。大手都市銀は個人事業主や中小企業を相手にしない

また住宅ローンの申し込みもネット銀行は私たちには高いハードルであると思います。こちらでご確認を。メリットいっぱいのネット銀行の住宅ローンは魅力的!でも…⁇

では、どういった金融機関を選べばいいのか?

それはズハリ、「信用金庫」です。

「信用金庫」と聞いてどうでしょうか?どんな印象をお持ちでしょうか?なんかおじいちゃん、おばあちゃんが年金を受け取る場のようなイメージがありますよね(笑)。でも「信用金庫」はアタクシ達のような立場の人間にとっては本当に強い味方なんです。

信用金庫とは何ぞや??

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銀行と信用金庫。窓口業務や各種ローン、預貯金などやっていることは同じの様に思えます。同じならネームバリューのある大手都市銀行の方が確かに見栄えがいいでしょう。

しかし銀行と信用金庫の大きな違いは

銀行⇒主に株式会社で株主の利益を優先する営利法人

信用金庫⇒地域の繁栄と相互扶助を目的とした非営利法人

なのです。銀行は営利法人ですから利益をどうやって生み出すのか?を考えた場合、返済リスクの高い人にはお金を貸しません。返ってこなければ利益が減ってしまいます。

信用金庫は地域密着型でその地域の住民に会員になっていただき、預金を預けてもらい、その資金で地域の個人事業主や中小企業をサポートし、地域の繁栄に役立つ金融機関です。利益は株主ではなく、会員(地域住民)にもたらすことを目的としています。ね、すごいでしょ!?

信用金庫は手軽に口座を作れない

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近頃の大手都市銀行では窓口業務を減らすために口座開設も郵送やネットでできたりします。まぁ便利ですよね。

しかし信用金庫は違います。簡単に口座は作れません。特に商売をしている人は段階を踏んでお付き合いが始まります。

まず、信用金庫に口座を作りたいと窓口に行きます。その際になぜ口座を作るのか聞かれると思います。

目的は色々あるでしょう。子供の学費や給食費の引き落とし口座に学校から指定されたり、お給料を振り込む口座など個人的な目的もあれば、起業したり、法人の取引口座を作るなどといった事業系の目的もあります。

事業系の目的であれば、後日信用金庫の営業担当がその会社に出向きます。間違いなく信用金庫の営業テリトリーにその会社があるのか?きちんと仕事や商売をしているのかを確認に来るんですね。

そして色々なことを聞かれ、口座申込書を記入し申し込みが終了すると後日営業担当が通帳を持ってきてくれます。キャッシュカードは後日郵送で送られてきます。

正直言って信用金庫は「営利目的」ではないために、サービスが行き届いていなかったり、こういった仕事のテンポが遅かったりと人によっては不満もあるかと思いますが、とても良心的な金融機関であることは間違いないです。

信用金庫とのお付き合いとは?

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口座を開設するとそこから信用金庫とのお付き合いが始まります。いったいどんなお付き合いが待っているのでしょうか(笑)

大手都市銀行は口座を作ったら後は預金の出し入れは主にATMですし、銀行から営業が来るということはまずないでしょう。常に合理化を目指してやっていますから、外回りの人員を極力減らし効率化を図り、利益を上げなければなりませんから。

しかし、信用金庫とのお付き合いが始まると営業担当が定期的に顔を出してくれます。世間話だけをして帰る時もありますし、色々なキャンペーンや情報を持ってきてくれることもあります。

そして、定期積み立てやクレジットカードの勧誘などもしに来ます。え?めんどくさいなぁと感じる方もいるでしょうねぇ。

もちろん、それを受け入れるか否かはその人の判断でいいと思います。定期積立するほど余裕がないという人もいるでしょうし、クレジットカードを何枚も持ちたくなければ断るべきでしょう。

でも、信用金庫さんとのお付き合いはこういったことを時には受け入れて「お互いの信頼関係」を構築していくことが後々効いてきます。「信用金庫」と名がつくくらいですから、一度信用してもらえれば信用金庫は個人事業主や中小企業経営者には公私両面で心強いパートナーになってもらえます。

毎月1万だけでもいいです。1年物の積み立てをやって1年後、そのお金を定期預金にします。これだけでもその人の信用度は上がるでしょう。それを毎年毎年やることでどんどん信用度は上がっていきます。

そういう「お付き合い」をしていくと、今度は信用金庫さんから取引先を紹介されたり、経営のアドバイスをもらったり、時には事業系の融資の話をもらったりといった形にどんどん広がっていくのです。信用金庫とのお付き合いはしないよりは絶対にやった方が将来色々な意味であなたの会社や商売の強い味方になってくれるはずです

アタクシは信用金庫で「住宅ローン」を組みました

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このサイトは完成形ではなく、今後も様々な記事を追加していきます。ここでは、どうやって信用金庫の住宅ローン審査を通ったのかは記しませんが、最終的には取引のある信用金庫さんで住宅ローンを組みました。結果として日ごろのお付き合いが決め手になりました。

10年以上のお付き合いですから、銀行では言いにくいことも相談でき、柔軟に対応していもらえています。非常に満足しています。

確かに昔ながらの営業方法を続けている信用金庫さんとのお付き合いというのは若い方には合わないかもしれません。でも、信用金庫は地域密着型の個人や中小企業の強い味方です。お付き合いしない手はないと思いますよ。もし、すでに何らかの形で信用金庫の口座をお持ちなら、ぜひ住宅ローンの相談もしてみてください。きっと大手都市銀やネット銀行より親身になってくれるはずです。

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