エピソード2 なぜ、もう一度住宅ローンに挑戦する気になったのか?

エピソード

住宅ローン仮審査全滅の現実

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軽い気持ちで住宅ローンの仮審査を受け「全滅」したアタクシ。まぁ詳しくはこちらの記事、エピソード1 物件見学はあくまでも「見学」だけにしておきましょう。同時に勧められるローンの仮審査はどん底への直行便かもしれないので。をご覧いただければと。

もちろん、あきらめずにあらゆる手を模索してもよかったのかもしれません。しかし、やはり審査に落ちるということは精神的ダメージがデカい。もうこれ以上傷つきたくないという自己防衛の気持ちが強く、住宅ローンでの自宅購入は「夢のまた夢」とあきらめなきゃいかんと自分に言い聞かせました。また、そんな気持ちになるのもつらかったですねぇ。

そう悟った時に妻にも申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。妻は「いいよ」と言ってくれましたし、「ずっと借家でもいいじゃない」とも言ってくれました。その言葉でどれだけ救われたことかと。

年齢的にも42歳。住宅ローンを組むにももう「後がない」年齢。子供も生まれたばかり。妻にも好きなピアノを置ける家をと考えていただけにこの現実は将来への夢を断たれた気分になりました。もう、家を買うことを考えるのは辞めようと。心に決めました。

何事にも「攻略法」があるのではないか!?

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失意のどん底に突き落とされたアタクシも時間とともに少しずつその傷も癒えてきました。このサイトを含め、アタクシはいくつかのサイトを運営しているのですが、それを始めたのもこの時期。まぁ何かに没頭することでイヤなことを忘れようとしていたのかもしれません。

サイトを運営しているうちに、広告を貼って少し小遣いでも稼ごうかなぁと思い、ネット広告で一番評判のいいGoogle Adsenseに自分がやっている中で一番閲覧数が多いサイトを審査に出しました。

サイトに広告を貼るのも申し込めばすぐできるものもあれば、Google Adsenseのように厳しい審査をするところもあります。簡単に貼れる所はやはり収益があまり出ないところが多く、誰もが収益の高いGoogle Adsenseに申し込みを希望するものなのです。

数日たって審査の結果が出ました。「不合格」。またですよ(笑)。ここでなぜ、不合格だったのか?色々調べてみたんです。すると落選したサイトにはやはり様々な不備が多く、こうしたものを改善し、再審査したところ見事合格。いや~うれしかったですねぇ。

その時、ふと思ったんです。
「ひょっとして住宅ローンの審査に落ちたのも自分が住宅ローンを勉強せず、現状を改善せずに気軽に申し込んだことが失敗の原因なのではないか?そうしたものを改善してもう一度チャレンジしてみるのもいいのではないか?」と。

確かに大学入試や国家試験も同じように出題の傾向や対策を準備して受験しますよね?住宅ローンもそういうものと同じような部分があるのではないかと。

そこからです。住宅ローンについて勉強し始めたのは。

ネットでの情報収集はもちろんのこと、不動産会社に勤める友人や金融関連に努める知人などにもいろいろと聞いてみました。もちろん守秘義務もありますから、核心は話してくれませんが「聞いた話によると…」的な情報は沢山もらえました。その話をから色々なものが見えてきました。

お金を貸してあげたくなる人間になること

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色々調べてみるといかに自分が「お金を貸したくない人間」であることがわかりました(笑)。

すでに借金があるのにまた借りようとしている人間に、「はい、どうぞ」と貸す人なんていませんよね?まず借りるのであれば「今の借金をキレイにしてから」なんですね。

その時は個人でカードローンの借入残高が80万円くらい。とは言っても会社をやっていて資金が不足したので個人のカードローンをあてたようなものでした。

そして買取屋さんに車を売ったのですが、買取価格でカーローンを完済できずに残価ローンを組みました。月1万円ほどの支払いを約1年ですが、それも「借金」です。

こうしたものをまずキレイにしなければなりません。住宅ローン審査通過の為の「武装」とは色々なものを装着するのではなく、身軽にするという逆の行動が必要になってくるのです。

信用のある人間であることを行動で示すのも必要

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また、何千万円も貸す相手が「信用できる人」なのかどうか?これは日頃の行動で証明しなければなりません。

こんな経験をお持ちの経営者の方も多いかと思います。今月家計が、会社の資金繰りが厳しい。税金の支払いがある。携帯電話の支払いがある。クレカの引落がある。仮に支払いが遅れてもペナルティはないし、口座を空にしておいて引落ができなくても、後日請求が来た時に支払えばいいと判断しその資金を別のものに振り分けてしまう。フリーランスや、会社経営者の方には多いと思います。大変ですよね。お金のやりくりは。やむを得ない部分もあると思います。

しかしながら、カード会社の引き落としや税金納付の期日、その他の支払の期日は「自分と業者や自治体と交わした約束事」です。この約束を違えた場合、信用情報として記録される場合があります。

住宅ローン審査は「住宅ローンをきちんと期日通りに返済できる人」かどうか、その人が信用できる人なのかを調査します。

当然、約束を守らなかった情報があれば、その人間にお金を貸すことを躊躇するのは当然のことですよね?

アタクシはその時から身辺をキレイにすることを決めました。妻にも「もう一度住宅ローンに挑戦するから」と今の借り入れ状態やこれまで延滞して調整してきた行動をきっぱりと改めました。洗いざらい話したことで、今後の家計や今の借金をどうやってキレイにするのかを徹底的に話し合いました。お陰で夫婦の間でお金の隠し事や無駄な買い物、贅沢品を我慢するなど、共通の金銭感覚を育むことができました。

住宅ローン審査は何が影響してくるのかわからない。だからできる限りのマイナス要因は消しておこう

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住宅ローンの審査は金融機関によって審査の内容はそれぞれ違います。また審査対象者の情報も情報の仕入れ先によって、どこまで調査するのかもみんな違います。

もしかしたら、キャッシングの利用可能額を「借金」とみなさないところもあるかもしれません。税金の滞納などは審査の対象に入っていないところもあるかもしれません。これは誰にも分りません。

分からないからこそ、審査するにあたっては、申込者はしっかり「武装」して挑まなければ後悔することになるでしょう。無駄かもしれませんが「やれることはやっておく」「痛いところ突かれないように身辺整理をしておく」ことは非常に大事な行動かと思います。

言葉では「武装」と書きましたが、それは体を身軽にしておくことです。矛盾した表現かもしれませんが、「武装」=「キレイな体にしておくこと」なんだと思います。

住宅ローンの仮審査を受ける前にこうした身辺整理をしておくことは大事。これをやったことで住宅ローンの突破口が開けたように思います。これからお考えの方、是非参考にしてみてください。

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