固定金利?変動金利?どちらを選ぶ??

お金のハナシ

今の低金利住宅ローンは金利0.4%台!?

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住宅ローン金利というのは、1%違うだけも完済までに支払う返済額に大きな差が生まれます。金利は小さければ小さいほどいいに越したことはありません。

最近では住宅ローン金利で0.4%といった商品まで出てきました。しかし、この0.4%の金利優遇を受けらるのはほんの一握りでしょう。様々な条件をクリアしたうえでの金利ですから、クリアできない条件が多ければ多いほど、この0.4%に上乗せされて最終的な金利が決まりますから結果、「なんだよ、普通の金利じゃねぇか」なんてことになるでしょう。なので、0.4%につられて申し込んでも、「これなら他のところでも…」後悔することになるかもしれません。よーく考えてから行動に移しましょう。

固定金利と変動金利

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住宅ローンの金利は主に「固定金利」と「変動金利」があります。さて、どちらがいいんでしょうかねぇ?

「固定金利」は完済までの金利が一定というところが魅力。何年たっても返済額が変わりませんから、家計の固定費を安定させるなら断然こちらの方がいいでしょう。

「変動金利」は文字通り返済期間中、金利が変動するので返済金額が将来多くなる可能性を秘めています。

この金利はアタクシが借りているところでは半年に一回、金利の見直しが行われます。今のところ金利の変動はなく、借りた時と返済額は変っていませんが、今後の世界情勢や、日本の経済状況に応じて金利政策が変更されたりすると、大きく変わる可能性があります。つまり、金利が安い時はいいけど、金利が上がれば返済額が増える。そういうリスクがあるタイプです。

今後も金利が大きく変動することはないのでは?

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アタクシは「変動金利」をお勧めします。ただし金利タイプを選べるのであれば、という条件付きですが。

「変動金利」で一番高かった時代はバブル景気の頃で、金利8%台でした。さすがバブルといったところでしょうか。この時代はこの高金利をバックに金融機関は返済能力のないところにもバンバン貸しました。金利でかなり儲けが出るからです。多少焦げ付いたとしてもまた貸す。この時代がずっと続くと信じてやまない人が多かった。ある意味狂っていた時代です。

現在の変動金利の相場大体、1%前後のものが多いようです。もちろん、一番安いもので0.4%ですが、この金利を勝ち取れる人は一握りです。リスクの高い個人事業主や中小企業の経営者にはかなり高いハードルかと思います。

変動金利のリスクはバブル期のように金利8%もあり得るよ。ということです。怖いと言えば怖い。でも今後このようなことが起こりえるでしょうか?

ゼロ金利、マイナス金利時代はまだ続く?

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昨今、ニュースでも「ゼロ金利」や「マイナス金利」といった言葉を耳にすることがあります。

ゼロ金利の導入はバブル崩壊を味わった日本が比較的世界より早く導入しました1999年頃です。

金融大国アメリカも2008年頃から、EUも2013年、イギリスは2020年から導入しています。

マイナス金利はスイスやスウェーデンなどが導入しており、決して日本特有の金利ではありません。

現在コロナ禍において世界的不況になると思われる中、こういったゼロ金利、マイナス金利政策を行う国は増えてくるでしょう。

こうした状況の中、今後著しく金利があがるきっかけというのは相当なことがない限りあり得ないのではないでしょうか?

8%金利の時代は30年以上も前の話。アタクシが学生の頃。そこからずっと低金利時代が続いています。あの頃に住宅ローンを借りた人でもう完済している人もいるでしょう。金利上昇に脅かされることなく完済できるのなら、あえて高い金利を選ぶ必要はないように思います。そういった理由からアタクシは断然「変動金利」をお勧めします。

ただし、「変動金利」を選べるなら…の話ですが…

個人事業主や中小企業経営者は住宅ローンを選べない!?

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このサイトの記事には「個人事業主や中小企業経営者は住宅ローン審査がなかなか通らない」という言葉が散りばめられています。そのくらいアタクシ達経営者はお金を簡単に借りられる立場ではないんです。

数々の審査に落ち続けるより、このサイトでもお勧めしている住宅支援機構「フラット35」に申し込んだ方が話が早かったりします。

しかしながら、フラット35は「固定金利」です。しかしここ5年位のフラット35の金利は決して悪くありません。フラット35金利情報

金利の範囲が35年物で1.30~2.06%の範囲。現状では最低ラインの1.30%ですから、決して高い金利ではありません。そういう意味では「固定金利」も悪くありません。

Mage
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アタクシ達経営者にとって低金利・変動金利の住宅ローンの審査を突破するのは大変ですし、突破したとしても金利の上乗せを要求される場合が多いと思います。手っ取り早く話を勧めたいのであれば、「フラット35」の選択が金利に関わらず、今は賢明かもしれませんね。

 

 

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